最新のレントゲン装置を導入いたしました
2024年12月02日 カテゴリー:クリニックレガーレデンタルクリニック院長の松本一真です。
早いもので今年も残すところあと1カ月となりました。
当院も来年は13周年で5月から14年目に入ります。
私も歯科医師歴が25年となる節目の年に向けて当院の設備のさらなるバージョンアップを目指し、この度新しい歯科用CT装置とパノラマレントゲン装置を導入致しました。
アクシオン・ジャパン製のPanoACT 3D Upgrade という装置です。
様々な特徴がありますが、なんと言っても鮮明な画像です。
画像が鮮明ということは、それだけレントゲン画像から得られる情報が正確ということですので、より的確な診断が可能になります。
またセンサーにはCdTe(カドミウムテルライド)という高感度半導体センサーを使用しています。このCdTeは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)でも研究されている素材で、宇宙からの微細な放射線をキャッチできる素材として脚光を浴びています。
センサーが高感度であるため、患者さんの被ばく量が他社の1/2~2/3であり、より安心して治療を受けることが出来ます。
また専門的な歯周病治療を行う際、小さいレントゲンを10~14枚撮影しなければならないことがあります。今までは患者さんも撮影が大変ですし、時間もとてもかかってしまいました。しかしこの装置を使うことで、一枚のレントゲン(パノラマ画像)から10枚法、14枚法画像と呼ばれる詳しい画像を出力することが可能になりました。
この機能は厚生労働省も認めており、パノラマ(大きく歯列全体が写るレントゲン画像)からデンタル(より詳しい小さいレントゲン画像)の保険算定が初めて認可されたレントゲン装置なのです。
私の中で、この機能がこの装置を導入する最大の理由でした。これにより患者さんの負担を大きく軽減することが出来ます。
紹介しきれませんでしたが、もちろん歯科用CT画像も卓越した技術によって鮮明な画像を構築することができます。導入して3日が経ちましたが、レントゲンを撮影するのが楽しみな毎日です。
これからもより良い歯科医院を目指し、レガーレデンタルクリニックをレベルアップしてまいりますので、よろしくお願い致します。
松本