健康長寿講演会
2017年01月29日 カテゴリー:その他レガーレデンタルクリニック院長の松本一真です。
本日休診日に松山市民活動センターで開催された、健康長寿講演会へ参加してまいりました。
最初の講演は東松山保健所長の遠藤浩正先生による「暮らしの中で、8020(ハチマル・ニイマル)~地域で歯科保健が果たす役割とは」でした。
遠藤保健所長は歯科医師の先生であり、今現在は保健所長としてご活躍されています。
先生のお話の中で、今後の日本の人口が2004年をピークにどんどん激減していき、2050年には総人口が3300万人減少すること、高齢化率は20%から40%になることを聴きました。
今後の我々歯科医師の仕事の内容も変化が必要となりそうです。
次の講演は私の所属する比企郡市歯科医師会から菅沼慎一郎先生の「健康長寿とお口の健康づくり~いつまでも元気で美味しく食べるために」を拝聴しました。
今日本の平均寿命は83.7歳であり、寝たきりや認知症にならない、健康で明るく元気に生活する期間である健康寿命は72.7歳です。
ともに世界1位だそうですが、この10年の開きをどう埋めていくかが今後の課題になるとのお話でした。
また口腔ケアを行うことで誤嚥性肺炎の発症率を40%減少できること、ほとんど歯がなく、義歯を使わないと転倒リスクが2.5倍、認知症リスクが1.9倍になることもお話されていました。
我々歯科医師は口腔内を治療することによって身体の健康を守り、寿命を伸ばすことができるかもしれません。
現在日本では1日に130万人の方が歯科治療を受けているそうです。
最近身体が不調だと感じた時は、口の中にも何かトラブルがあるかもしれません。
自分のお口の状態が気になる方は、レガーレデンタルクリニックでお待ちしております!
松本